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鳥虫獣草木花 [【日常】]

今年7月に結婚・出産を発表した小明へのインタビューから、しQちゃんの吐きそうな日常の過去記事を読みあさっていました。

という書き出しから、本来書きたかった内容とは違う方向に話が展開してしまった記事はとりあえず下書きへ。後々それも公開します。

ここで書きたかったのは↓の記事を読んで、そういえばHDDに『かぐや姫の物語』を録画してまだ見てないのがあったな、と思って、それを見たよ、という映画の感想の話。

不幸体質なサゲマン女…かぐや姫の幸せって何だキュウ?
http://mess-y.com/archives/5818

最初、お昼ご飯食べながら見始めたのだけど、竹取の翁がかぐや姫を竹やぶで見つけて、それを家へつれて帰り、家で迎えた媼がかぐや姫を抱いて手のひらサイズの女性だったかぐや姫が人間の赤ん坊になった辺りから冒頭20分くらい涙が出続けてご飯食べてるのに困りました。

親が子を思う気持ちと、子が自分の人生を生きたい気持ちとが自分の中で綯い交ぜになって、その後もかぐや姫が成長し、翁がかぐや姫のために暴走し、媼がかぐや姫に寄り添うたびに涙が出てしまったのでした。御門がかぐや姫を抱きすくめる場面ではかぐや姫がそれを表情に出すよりも先に自分の口から「気持ち悪い…!!!」と吐いて出てしまったほど。好きでもない人に後ろから「あすなろ抱き」されるの、身の毛もよだつ!「月へ帰りたい」は「死んでしまいたい」とほぼ同義の様な気がするのです。
捨丸兄ちゃんは、心から愛した人だというよりは、最初に思慕を抱いた人が忘れられないという辺りだと思う。だから、捨丸自身に子どもがいても、それをかぐや姫は最後まで知らずに幼少のころと同じような気持ちで、あのまま育っていたらという気持ちで二人羽ばたいていったのがまたなんというか哀しいのですが。
まあ、平安時代以前であれば平民に妻も既婚もないので、不倫も何もないわな。

お迎えの場面が妙に明るい音楽で、それに対する抗えなさ、絶対的な迎えの恐怖・畏怖がこれまたすごかった。明るくて神々しいから怖いのね。
そこからエンドロールまで、窒息するかと思ってしまったほど泣いてしまったのでした。

見てよかった。毎年見たいかというと泣きすぎて微妙なのだけど、多分2回目以降に見ても泣くと思う。この作品。
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