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育つ [【日常】]

結婚してから初めて自宅で年越しを過ごしているので、黒豆を炊いたり、たこを煮たり(味見のときに3回「うまい!」と云ってしまった。しかも一緒に煮た大根で)、レンコンを酢に漬けたり、と簡単なおせち料理だけ作ったりしています。他のは年明けて夫の実家に挨拶にいったらいろいろ持たせてもらえるので作らない(たぶん黒豆ももらうが黒豆すきなんで…)。大掃除は数日に分けてちょこちょこと。
今日も夫は仕事なので、お昼は作りません。あるもの適当に食べる。明日の朝食べるお雑煮の下ごしらえをちょっとして、そのあと天ぷら買ってきて夜は年越し蕎麦。今年の台所仕事はそれでおしまい。

今年7月に結婚・出産を発表し小明へのインタビューから、しQちゃんの吐きそうな日常の過去記事を読みあさっていました。
という書き出しの二つ前の記事の、脱線しちゃった方の話を以下にずらずらと。

アイドルが出産しちゃイケないキュウ? 子宮の正しい使い方を、小明と真剣に語るキュウ!【しQちゃんねる】
http://mess-y.com/archives/24121

インタビューも面白いし、小明と自分が同年齢ということもあっていろいろ思うところはあったんですが、とりあえず、2014年6月のソロ結婚式のときにはまだ妊娠していなかっただろう(少なくとも判明はしていなかっただろう)ということだけ、赤の他人ですが勝手に証言しておきます。納得できる「妊娠→結婚(入籍)」があるということが目から鱗でした。むしろ賢いとさえ思う。

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すぐ結婚をしようと思ったんだけど、やっぱり国際結婚って長い時間かかっちゃって。(中略)籍入れようってなったときに子ども欲しかったから。そこは待つのがタイムロスだなって思って。(中略)そうなんだよ。私、子宮も悪かったからさ。なんかその辺の時間を無駄にしたくなかったんだよね。
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超賢い。そして小明がすぐに妊娠出来たのはやっぱり妊娠の時期っていうのに多少運命的なものを感じてしまう。

私は、入籍後1年以上経ってから身体的に「妊娠していいよ」ということになった人間なので(そうしたのは結婚まで治療を先延ばしにしてた自分の所為)、職場のこととかもあるし、実際のところの年齢の話もあるし、まあタイミングとかいろいろ考えてしまうわけです。職場変わって1年以内に「妊娠しました休みます」はいかんだろ、とかね。ごちゃごちゃ考えるのですよ。
それで「妊娠していいよ」となって、夫も子どもをほしがっているのは分かっていたし、いざ、となってはみたものの、なかなかそれですぐに結果が出るかというとそういう訳でもなく、私の身体のバイオリズムとタイミングとがちゃんと重なり合わないと妊娠ってしないんだなー。というのを齢30にして実感して、最初の一ヶ月目は妊娠検査薬使って「真っ白」。二ヶ月目も「真っ白」。思いのほかこの「真っ白」が精神を消耗したのです。そしてやってくる生理。

理詰めで考えがちな人間なので、もうこれ、私なんかまだまだお気楽な感じなのにこんなにショック受けちゃって、長年不妊治療している人の気持ち考えたら妊娠を切望しているのにこの真っ白の感じ(不妊治療だったら妊娠検査薬ではないのかな)ってもう絶望じゃない!?私、子宮に支配されるんじゃない!?いつが排卵日になるかを基礎体温からあぶり出してそこを狙い撃ちするなんて、もうそれ夫婦の愛の営みって感じじゃないじゃない!?完全に子づくりのためにしかしなくなるんじゃない!?

となってしまって、早くも心折れました。早すぎ。そんなときにお向かいのアパートにお子さん産まれてて、夫が出張で一人で過ごす土曜日に赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて「私も泣きたい」と思ったり、会社の後輩が産休に入ったりなんかして、それに嫉妬するというよりも「果たして自分(自分たち夫婦)は妊娠できる人なのだろうか」とか、まだ数ヶ月しか経ってないのに考えはじめていたころに飲み会があって、そんなに飲んだわけでもないのに翌日ゲロゲロしてしまったのです。そこで、4ヶ月ぶり位で妊娠検査薬使ってみたら「真っ白」ではなく「超、超目を凝らしたら何か見えるかもしれない…」という状態。本来検査薬は生理予定日一週間後が使用目安だけれどその日は予定日前でした。気のせいかと思ってそのまま捨てる。

だけど、「真っ白」じゃないというのがはじめてなので、そわそわしながらその2日後にまた使ってみたら、「目を凝らしたらうっすら線があるように見えなくもない」という感じ。夫に見せて「もしかしたんじゃない?」とかいって、その2日後にドラッグストアに売ってる妊娠検査薬一種類ずつ買ってきて、そのうちの一本試す。一社じゃ信じられないのだ!
結果は目を凝らさなくても「うっすら線出てる」。
その3日後にもまた別の会社のやつで試して「濃いめの線出てる」になって、その3本がなかなか捨てられず、デジカメに収めて捨てるまで10日くらいを要しました。

そこから10日くらいネットでいろいろ調べて、近所でまあまあ評判のよさそうな産院に行きました。すぐに行かなかったのはすぐに行っても「もう一回きて」とか云われるらしい、というのをネットで見たので(ネット依存)。そこで正常に着床しているのが判明。
それから一週間弱くらいしてからつわりスタート。私は食べづわりのようで、お腹がすくとどうにもこうにも気持ち悪い。ただ、お腹がいっぱいでも気持ち悪いという難儀さで、お腹がすいては唸り、ご飯を食べて(ご飯を食べている最中はすっきりしていて何でも食べられる)、お腹がいっぱいになっては唸り、というのを程度の差こそ時期によってはあれど、2ヶ月ちょっとくらい体感しました。

気持ち悪いけど吐けないというのと、つわりで痩せたという体験談がネットのあちこちに転がっている中、つわりで既に4kg増というのでちょっとへこむ。吐きたいわけでも痩せたいわけでもないが、やはり太るというのはへこみます。結婚式にむけてダイエットした2年前以降、ある程度体重を維持し続けていただけに「あー、この数値久々に見るわー」と体重計と毎日にらめっこ。
ここ3週間くらいは「お腹がすいて気持ち悪い」状態は脱して、家でプレグナンシーヨガもやり出したおかげなのか、体重の増減はなし。超偉いと思ってたけど、それまでに増えてた(つっても一ヶ月で2kg)ので先日の健診では「お正月に余計なもの食べないようにね」とか助産師さんやお医者さんに云われて、内心「うっせー。妊婦はストレスがいけないとか云いながら体重管理とか云うストレスマックスみたいなもん課すんじゃねー」と反抗期の中学生女子みたいなことを思いながら半笑いで流す。いまのところ胎児は順調に育っているらしいし、太りすぎなきゃいいんでしょうよー。これからつわり中に衰えて脂肪になった部分をヨガでしなやかな筋肉に変えていくから体重なんか増えるよ!

そんなこんなで現在妊娠6ヶ月です。
本当に来年ちゃんと産まれてくるのかな?とか、無事産まれたとしても不安はつきないのですが、そんな先のことばっかり考えていても不安が募るだけなので、いまはとにかく人生にそう何度もあるわけではないであろう妊娠中の期間を日々一喜一憂しながら過ごしています。

みなさま、良いお年を。
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